はりねずみの調理室

「創ることで学ぶ」研究者の、日々の調理blogです。

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

鶏と豚とズッキーニのトマト煮込み

鶏肉のトマト煮込みをつくりたかったのですが、冷蔵庫の鶏胸肉が少なかったので、豚ロース肉も用意し、ひと口大にきりました。 オリーブオイルで刻んだにんにくをいため、肉類に小麦粉をはたき、追加します。そのあと、つくっていおいたトマトソースを入れ、…

牛肉とごぼうのしぐれ煮 山椒風味

「いつも凝った料理を作っているね」と人に言われたのですが、たいしたものをやってはいません。15分で作れるものをやっていくというのが日々の生活です。「だいたい和食なんだよね」と次の句を継がれたので、私も和食をやっていこうと思いました。 牛蒡です…

セージバターソースのペンネ

セージというハーブが入るとやりたくなる料理。それはピエモンテ州の郷土料理であるシンプルなパスタ。材料はセージとバター。 バターを溶かし、 セージと茹でたパスタを入れる。茹で汁を少し加えしっかり乳化させて。 黒胡椒とパルメザンチーズで仕上げ。 …

バジルと鶏肉の汁なしフォー

フレッシュハーブがいきいきしています。夏ですね。バジルを使って、タイ風の料理をやっていきます。 タイ料理には、ガパオ炒めとか、ガパオライスという定番の料理があります。 allabout.co.jp 今回は、ご飯を炊くのが面倒だったので、その感じでフォーにし…

ラムチョップのロースト ローズマリー風味

先日、ラムチョップをフライパンで蒸し焼きにするレシピを書きました。フライパン1つでできるのは便利ですね。 harinezumi-recipe.hatenadiary.com 今度は、同じラムチョップを、王道のロースト、オーブンで行っていきます。ラムと言えばローズマリーを合わ…

三種のハーブとカテッジチーズのコールスロー

今度は、ラムチョップの付け合せにと創ったコールスローについてです。 harinezumi-recipe.hatenadiary.com 基本のコールスローはこちら。キャベツと人参が材料のようです。 www.thekitchn.com キャベツを少々と人参を1本を、フードプロセッシングします。 …

ラムチョップの塩麹焼きハニーマスタード添え

私の調理の原点は、小学生の時に図書室で読んだ料理本でした。以来、料理本を読むことが好きです。 1978年に文化出版局から出た単行本の文庫化。John Fisherの『Alice's Cook Book』(1975年)の翻訳。訳者は開高健・牧羊子夫妻の娘さん。『不思議の国のアリ…

鶏肉とハムと茸のマスタードクリーム煮

イギリスがえらいことになりましたね。 セカイがどうなろうと、私のお腹はすくので、私はご飯を食べます。 ああ生きているんだなあと感じます。今日は夜までびっしり予定がある日だったので、11時過ぎに朝昼兼用を食べるパタンでした。私はわりとこのパタン…

鶏挽き肉のココナッツオイル炒め

今更ながら、少し前に流行った、ココナッツオイルを買ってみました。 鶏挽き肉とズッキーニとプチトマト(赤・黄)を、岩塩と輪切り唐辛子で味付け、ココナッツオイルでシンプルに炒めました。このオイルを使うだけで、甘い香りがただよい、甘辛いエキゾチッ…

バジル冷蕎麦

先日テレビで、バジル冷蕎麦をというのを見ました。 main-dish.com その手があったか、と目鱗でした。バジルは紫蘇的なところがあり、先日「紫蘇ベーゼ」の記事も読みました。私はよく蕎麦に紫蘇をトッピングしていたので、そこは相互互換性があると踏みまし…

ラムのレモンオイル煮

とある吉日。過日の欲求にリベンジしました。 家庭料理とは、日々行われる、連続的営みです。 「美味しい生活」を創るには、不断の努力が求められます。 harinezumi-recipe.hatenadiary.com ラムです。刻みます。 イタリアンパセリ、ローズマリーと一緒にオ…

ビーフストロガノフ

子供の頃、母の手料理の中で最も好きなのは、「ビーフストロガノフ」でした。ビーフストロガノフの日は喜んでおかわりをするというのが常でした。残りは、サンドイッチにしてもらって食べていました。 さて、大人になり生クリームの入った料理は頻繁に食べた…

中華粥

引き続き、体調不良のため、医者に行きました。 昼ごはんは抜きなさい、夜ごはんには粥を食べなさい、と助言をもらったので昼過ぎから鶏出汁をつくりました。長葱の青い部分、生姜、骨付き鶏肉、少量の酒を弱火で水から煮て、水が減ったら足し、丁寧に灰汁を…

鶏と卵の雑炊

早朝、暑さと腹痛で目が覚めました。あまり無いことなのですが、このところ気が滅入ることもあった上、暑いことにめっぽう弱い私です。予定も無くして自宅で静養することにしました。 そんな中で、ふと、こんな時食べたいのは雑炊だなと思いました。実家では…

香港風焼きそば

夏っぽい気温になり、焼きそばが食べたくなりました。 野菜たっぷりのソース焼きそば、唐辛子を使ったピリ辛塩焼きそばも好きなのですが、オイスターソースの活用方法を所望されたので、今回は、オイスターソースを効かせた香港風焼きそばを作成します。 ◎香…

ラムとセロリの餃子(餃子への愛(3))

「爽やかな餃子」というお題で考えてみました。 tsukurioki.hatenablog.com モンゴルではラムの餃子がよく食べられているようです。ラムはクセがあると思う人も多いようですが、脂の質感からなのか、豚よりもあっさり食べられる気がします。 plus-gyoza.net …

豚肉ときくらげの卵炒め

私は、きくらげが好きです。中華屋さんできくらげの卵炒めを頼むのはちょっと勿体無い気がしてしまうので、自分で創ります。 中華屋さんでは、もっと、自分で全然無理だなっていうような複雑なものを食べたいと思ってしまう。。。 まず、豚肉を塩を少し振っ…

鶏肉の山椒だれがらめ

じめじめとした梅雨。 爽やかな辛さで心身すっきりしたいと思い、山椒を使いました。山椒は好物です。 録画していた料理番組を思い出して作ります。 www.tv-tokyo.co.jp 鶏もも肉1枚を用意します。 5センチ程度にカットします。塩をふり、片栗粉をはたきま…

がんもどきの含め煮

大学の近所に、地元ではちょっと有名な豆腐屋があります。通勤のバスで通るとき、ここは良い店だろうという体がありました。 1年半の間、ずっと気になっていた店の前のバス停に、先日降り立ってみました。 tabelog.com その日は夕食を食べに行く予定があった…

冷製4種の豆パスタ

完全なる「賄い飯」を作りました。 自宅なのに、賄い飯とはなんぞ??? 帰宅が遅くなったので、昼ごはんのそら豆ペーストと、前の日の豆スープの具材をフードプロセッシングし、同量で混ぜました。 つまり、 (そら豆+ロマネスコ+にんにく+あさり)+(…

そら豆とロマネスコの潮風パスタ

近所にロマネスコが売っていたので、パエリヤを作ったとき解凍したあさり出汁とで、パスタソースを創ることにしました。 ロマネスコというのは面白い形をしています。味はブロッコリーに似ていますがもう少し淡白です。 iroza.jp ロマネスコだけでもよかった…

豆のスープ

1週間の内蔵の疲れを取るため、スープを作りました。 私は生野菜よりもスープの方が好きです。普段はサラダでなんとかしているところがあるので、温かいものをつくりおきました。豆のスープはタンパク質なのですが、優しい味で、雑炊を食べる感覚かもしれま…

具だくさんパエリヤ

パエリヤのはじまり。 遡ること、5月12日。 大量のあさりをスーパーで見つけました。 近所で半額のあさりが売っていました。貝類はあしがはやいので、時々大胆なディスカウントがあります。あさりを見つけたら迷わず買っておきます。一晩、海水程度の塩水に…

コーシェルな担々麺!?

イスラエルに住む人が、しきりとテルアビブのラーメンについて書いています。ユダヤ教にはコーシェルという食事規定があるので、ラーメンに厳しいのでしょう。 tsukurioki-il.hatenablog.com tsukurioki-il.hatenablog.com そこで、面白いので、ハイファでも…

玉ねぎ餃子(餃子への愛(2))

餃子への想いは前にも書きましたが、フードプロセッサーの蓋はまだビックロにあります。修理完了後、取りに行くのが面倒で、放置しています。 見切り発車で餃子を作りました。 みじん切りも面倒だったので、食感だと思えばいいかと適当にやりました。 今回の…

豚肉の味噌漬け

豚ロース肉を買っていたけれど使いきれていなかったので、味噌漬けにしていました。 味噌に日本酒とみりんを入れたジップロックに、豚肉を入れて半日以上置けば完成です。置き時間が長くなれば味が濃くなります。 焼くときは焦げやすいので注意が必要です。…

サラダ仕立ての炸醤麺(&餃子への愛(1))

最近、餃子愛が高まっており、外食で餃子を食べることが続きました。 死ぬ直前に食べたいものかは別として、「好きな食べものを3つ挙げよ」と言われたら、私は餃子を入れます。そのくらい好きです。 餃子は「包む」という文化なので、哲学的にも教育学的にも…