はりねずみの調理室

「創ることで学ぶ」研究者の、日々の調理blogです。

カジキマグロの唐揚げ

肉ばかりではと思うのだが、近所では新鮮な魚類は入手できない。

よく考えたら、海外では内陸だと魚は流通していなくて食べないことも多い。なんでも満遍なく食べなければというのは、なんでも手に入ってしまうからこその、焦りかもしれない。

 

カジキマグロのトマト煮が好きだが、今回は唐揚げにしてみた。なかなかよい。

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アイシングクッキー

今回は外でクッキング。息子がお菓子作り好きなので、知人が開催するお菓子教室に申し込んでみました。クッキーに絵を描くという講座です。私は甘いものが苦手なので、見学です。

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プロはすごいです。

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息子が作った中で「一番うまくいった」と彼が主張したのはこれです。短時間で、結構できるようになるもんですね。

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たけのこ混ぜごはん

春なので。たけのこです。

買ったばかりの、チューリップ柄の器に入れて。

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今回の具材はたくさんのたけのこ、油揚げ、そして、ちくわ少々。鶏肉でやるときも多いです。ポイントは炊き込みご飯ではなく混ぜごはんであること。炊き込みご飯は水分量調整が難しいことと、少量を美味しく炊くのが難しいことから、あまりしません。

 

代わりに、具材を煮ることでしっかり下味(みりん・出汁・僅かに醤油)をつけ、既に炊いたご飯(できれば炊きたてではなく一回食べた残りくらいで調度良い)に汁気をきった具材を混ぜ込み、再炊飯します。その際、顆粒だしやだしパックの中身の粉末、岩塩など、水分のない塩分を混ぜて味を調整しますが、これはやり過ぎると元にもどせないので、炊きあがってから調整でもいいです。

 

混ぜ込みご飯はご飯茶碗1杯分、とかそういう調整もできてしまうすぐれもの。1人が白ご飯を、1人が炊き込みご飯をとか、おにぎりでつくりわけとかも可能になります。

再度炊飯するやり方だと、殆ど炊き込みご飯と遜色ないです。

 

他にも洋風ではこんなのも。

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【コラム】色皿のある生活

この記事を読んで以来、お皿を買いたくて仕方なかった私。

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実は、以前はグラスも皿も好きだった。

小学生のとき、萩焼の窯元に泊まりこみ自由研究をしたのがきっかけかもしれないし、それ以上に、家に様々な面白い食器があったからかもしれない。しかし、大きくなるにつれ、だんだんと私の気持ちは実家にある古典的な皿ではなく洋風でモダンな食器に向かっていった。

高校の時は、学校帰りに自由が丘で洋食器屋を見て回り、フランス製のお皿やカップを少しずつ集めていた(棄てられていなければまだ実家にあるはずだ)。実家には、有名な和洋の食器があったけれど、明るい色の皿が無かったので、そういうものを洋雑誌で見て、こんな皿もあるのかと思って心踊る想いがした。初めて渡仏した際、フランスでショップに行けて嬉しかった。

例えばこういうの。

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www.genevievelethu.com

高校時代の私には、洋雑誌の中で見る色にあふれる内装やテーブルウェアは新鮮だったし、どうして日本にはそういう色が溢れていないんだろうという疑問があった。後、渡欧すると、日差しの関係で色のある生活が似合うのだろうということが腑に落ちた。つまり、日本では少し発色がおさえられた色もいいのかもしれない。

 

こどもが生まれるとき、皿やグラスがことごとく割れることを懸念し、出産1ヶ月前に渡仏した時、メラミン製のかわいいお皿をフランスで買い集めた。その後、こどもが小学生になるとき 引っ越しをしてからも、また引っ越しがあるからなあと陶磁器やガラスを買うのをやめてしまった。その後、安い白い陶磁器を少し買ってはいるものの、割れたら悲しいしとか、見て回る 時間もとれないしとか、置く場所がないしとか思っていた。

 

私は今でも、遠くない将来引っ越しをするような気がしていて、だから高価な物を持ちたくないという気持ちがある。だから、皿は悩みだった。そんなときに、たまたま、スタイリストさんが買い付けた食器と布のフリーマーケットがあることを知り、楽しみにしてでかけた。

 

カラフルなガラス製食器。紫・青・オレンジ・緑で1枚200円。

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端がレードルのようになっている皿、淡い青と淡い紫(黄色とピンクもあったがこの2枚にした)。1枚200円。木製正方形のお盆、150円。

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この他にもチューリップ柄の小さなスープボール、黄色いタルト皿、カラフルなドットの丸平皿、シックな茶の四角い小皿、それと布を7枚大人買いした。布は研究室の模様替えに使うつもりだ。とても満足した。

 

今後は、色を生活の中にもっと取り入れていきたい。

【つくりおき】生ハムとクリームチーズのピラフ

生ハムとクリームチーズでペーストをつくると便利です。両者をフードプロセッサーにかけるだけです。クラッカーやパンに塗るわけです。

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今回はそのつくりおきペーストを使って、ピラフを作ってみました。マッシュルームと残りご飯を炒めます。

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生ハムクリームチーズペーストを投入します。

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できました。結構いい感じです。次回は、生米からリゾットにしてもいいかもしれないです。

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【コラム】予習復習

外食は素晴らしい学びの場。人生は短い、食事の残り回数は少ない。だから美味しいと思えるもの・ところにしかお金を出さないという強い気持ちで臨んでいます。外で食べて、教わって、考えて、作ってみて、考えて、また外で食べて、教わって。

 

この、ブロッコリーのオーブン焼きをとあるイタリアンで食べて、虜になりました。

 食べて美味しいなと思い、

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次はもっと量が食べたいと思い。

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ちょっと自分でやってみたけれど

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なんか違うので、その違いをもう一度確認すべく。

ブロッコリーはパスタの茹で湯かそれ以上の塩分でしっかりここで味を決める。

・思い切って柔らかく茹で、茹でたてを使う。

・溶かしバターの他に、パン粉とおろしたチーズをかける。

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でも、これでまたやっても、きっと違うんです。で、また、食べて確認。この繰り返し。

【コラム】料理の本

家にあった料理の本を集めてみました。殆どは大学生〜大学院に入る前に買いました。

キッチンに置いていたので、どれもぼろぼろです。あと数冊あったと思いますが、見当たりませんでした。糊がとれてしまい破棄したもの以外はこれでほぼ全部です。あとは料理記事を雑誌からスクラップしていた時期があります。これらを読むことは、この8年くらい、殆どありません。

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私はあまり親に料理を習ったという記憶がありません。数品、教えてもらったとは思うのですが、基本、台所には母か家政婦さんが立つ感じでした。ですので、母に教わってそのままのやり方で作り続けているのはスクランブルエッグくらいです。

 

初めて読んだ、自分の中で印象に残っている料理本は、小学生3年生のとき学校図書室で借りた本です。不思議の国のアリスをモチーフにしたへんてこな料理が並んでいます。中には見たこともないようなスパイスや材料が出てきます。パイントという単位をこの本で知りました。海外に行くと、こんな料理があるんだ?!と思った覚えがあります。

アリスの国の不思議なお料理

アリスの国の不思議なお料理

 

 

今はクックパッドをはじめとするウェブの記事、動画でレシピを見られるもの、いろいろあります。しかし、私の中では、料理本は、世界観が凝縮されている気がして、好きなジャンルの一つです。これらを読んで、私は何を学んだのか、そして何を学べなかったのかについては、また別の機会に書きたいと思います。