キャラバンのハンバーグ
唐津で息子がお世話になったレストランから、ご厚意で彼の好物であるハンバーグを送っていただいていました。
私の急な体調不良の折、冷凍ハンバーグがあったので十分な夕食を作れました。食べ盛りの食欲は待ってくれません。ありがたかったです。付け合せは母から送られてきた千切りのメークイーンを塩とオリーブオイルで炒めたものです。近所のスーパーにメークイーンが出回らなくなってきたので、久々に食べました。最近手に入りやすいものでしか料理できていないので寂しいです。ちょっと食材入手ルートに通販や直販を組み入れてもいいかもしれません。
キッチンに立つ数十分以外はずっと横になって過ごしました。この連休は片付けをしたかったのですが、またお預けになってしまいました。でも、これが連休の過ごし方として正当なのかもしれません。
大根と豚こまの煮物
調理室は人生同様、休業なしなので。手っ取り早く簡単美味しく。
いちょう切りにして保存した大根は便利。
海老としめじのピラフ
サーモンの照り焼き
ロンドンで食べた「サーモンの照り焼き丼」がなかなかよかった。
harinezumi-recipe.hatenadiary.com
そこで自分でもやろうと思ったら、こんな記事を見つけた。
そこで、サーモンのさくを買ってきてやってみた。
軽く小麦粉をはたいて焼く。味付けは、一般的な照り焼きと同じ。
茗荷とオクラを添えて、職場用弁当にした。サーモンの脂があり冷めても食べやすく、野菜にオイルや味付けも要らず、なかなかよかった。
ラムのトマト煮
マッシュルームと玉ねぎとラムと残っていた豚ロースと。
味付けは塩とホールトマトとセージだけ。
【コラム】もう少しだけ頑張る
人生はマラソンだと思っている。マラソンしたことないけど。ホルンを吹くために、中学のとき肺活量を上げる目的で水泳をして、1600から3000台まで引き上げた過去がある。テクニックどうこうより、息が続かないと夏場や立っての演奏が難しい。
研究を続けたいなら、全ての生活をうまいことトレーニングにしてしまう必要があるし、いかにしてちょっとでも休むかということに頭を使いたい。
例えば、帰宅したてで疲れているときそのまま寝てしまうのは楽だけれど、風呂に入って髪を洗いその間に洗濯機を回して煮込みをして髪を乾かしながら翌日の調理をし米まで研いでしまえば、翌日の心配はない。翌日は今日の先払いがあるのでめいっぱい仕事ができる。疲れているときに頑張っておけば、明日がフルで使える。
ちょっと疲れていてもできること、それでもできる範囲の料理にしておく。
エアポートリムジンから降りて、スーツケースがあるからちょうどいいので見切りの野菜と半額のハムカツと、普段重たくて買いたくないものを買ってしまう。どうせキャスターがついているんだから。そして、頭を使う。
できあいのハムカツをそのまま明日食べるのは味が劣化している。だからホワイトソースでハムカツを煮て、チーズをかけて焼く。これなら衣のさくさく感がなくても、惣菜としていけるだろう。
仕上げに黒胡椒とオレガノを振る。
ちなみにこの料理は、イタリアンで食べたエミリア地方のカツレツにインスパイアされたもの。
すまない、出来たてを食べさせられなくて。
すまない、いつも一緒に夕飯を食べてやれなくて。
すまない、いつもあちこちでかけて留守番させて。
家族にそう思いながらも、それでも私は自分が一番優先したいことを研究することだと決めたので、自分が研究し続ける道はどこにあるのか、もう少しだけ、もう少しだけできることは何か、といつも考えている。