【コラム】分けて食べる
ご縁があって、『暮らしのおへそ』という雑誌の取材に協力させていただきました。
この雑誌のコンセプトは、習慣。習慣を変えたら人生が変わる。
刊行後、雑誌を創られている一田憲子さんから、関わった方々とのお食事会にお招きいただきました。ホームパーティーです。お料理は、七草というお店の方が運ばれていました。
ひとしきりホームパーティーが終わった後、残ったメンバーで二次会的なことが始まりました。一田さんが、差し入れの肉まんを蒸し器で蒸してくださいました。
七草のお料理も一流で美味しかったのですけれど、私は、蒸し器でむされた肉まんを、包丁で半分に切って分けてみんなで食べる、ということが、とても印象的でした。
私は、どんなふうに生きていきたいんだろう?と考えながらその場にいました。誰かに食事を振る舞えるような、たいしたものでなくても、食べながらおしゃべりができるような。そんな時間を作っていきたいです。研究の延長にそれがあり、食べることの延長にも研究があると思っています。
お招きいただきありがとうございました。