はりねずみの調理室

「創ることで学ぶ」研究者の、日々の調理blogです。

即席カレー

昨日は会議が午後からだったので、昼ごはんを外食するか家で食べるか迷いました。しかし前日に炊いた白米を消費したかったので、簡単につくれるものをつくりました。

 

それはカレーです。

皆さんはカレーを時間をかけて煮込む料理だと考えているかもしれません。勿論、私も、鶏ガラと野菜のスープをとるところから3日間かけてカレーをつくることだってあります。

 

しかし、急いでいるときにもカレーはつくれます。

何がカレーを構成しているのかを考えることと、油をケチらないこと、ルーを使わないこと、水を入れないことによって実現します。

所要時間、盛り付けまで含め10分です。

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■材料

豚肉:ばらコマ200グラム

玉ねぎ:1個

塩:少々

トマト缶:1/3 缶

オリーブオイル:大さじ3

カレー粉:大さじ8

ウスターソース:大さじ2

醤油:数滴

クミンシード:たっぷり

シナモン:少々

 

■準備(手際には準備が大事)

豚肉⇒刻む

玉ねぎ⇒刻む

トマト缶⇒汁は使わない、刻む

オリーブオイル⇒ハーブを漬け込んだものを使う

 

■作り方

1.熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、刻んだ玉ねぎをよく炒める。

2.切ったばら肉を入れる。即席カレーには脂がある肉かひき肉がよい。

鶏ならばひき肉がおすすめ。

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3.水煮トマトを刻んだもの、クミンシードを入れて、さらに炒める

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4.カレー粉を入れて、さらにしっかり炒める

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5.ソースと醤油で味を整え、シナモンを振る。

 

 

もしここで、つくりおきカレー(冷凍)が残っていれば投入すると味が決まりやすいですが、これだけでも十分カレーになります。

醤油を入れたのは、後で京都土産の刻みしば漬けを添えることを考えて、味のブリッジに入れました。