はりねずみの調理室

「創ることで学ぶ」研究者の、日々の調理blogです。

いろいろ茸のスパゲッティ

先日、お気に入りのレストランがやっている料理教室に行きました。これで3回目。

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できるだけ毎回行こうと思っています。初回は1人で参加しましたが、2回目からお友達を誘いました。そして現地で素敵なお友達もできました!みなさん、レストランの常連さんで口コミで集まっている感じなので、すごくアットホーム。そして、このレストランには素敵なお客さんが多いんだなあと改めて思いました。

結局、継続の理由は、半分はコンテンツなんだけど、半分は人間関係、そういう面白さなんですよね。

他にも、barがやるライブやBBQとか、アウトリーチっていうのかな、こういうのすごく面白いなと思っています。私は、インフォーマル学習に関心があるので、アマチュアがどのように学び続けていくか、そこで何を知り何を考え、何を創っていくか、興味があります。

 

前回のテーマは茸でした。

シェフが作った パラパラキノコ という調味料を教えてもらいました。

①フードプロセッサーの中にキノコを入れて細かくする。(なめことかえのき以外ならキノコなんでも可)

②テフロンフライパンに少量のサラダオイルを入れる。

③最初はフライパンが温まったら弱火で30分、ちくちく炒める。(この、ちくちく、という擬音語は、シェフが頻繁に使うのでキーワードです。)

④炒めむらを無くすためもう1度、フードプロセッサーにかける。

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キノコの風味とコクが出るという感じで、冷凍なら1年もつとか。

 

これを使って、習ったレシピをもとに、パスタをつくりました。

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パラパラキノコは2掴み使います。あとは、とてもシンプル。習ったときより、キノコたくさん食べたくて欲張りました。。

キノコは水が出やすいので焼いてから塩をするとか、キノコ全部に焼き目がつかなくても、寧ろそのむらが味わいになるとか、そういう食材の扱いも学べるのですが、プロの横でプロの厨房で体験学習することで学べることは、知識だけではない、精神や考え方のようなものな気がしてきました。

 

ちなみに、お店で使っているパスタと同じものを格安で分けてもらいました。味わい部かかったです。

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3回行って思ったことは、

プロ➡経験値の少ないプロ(職業プロになろうとしている人)と、プロ➡熱心なアマチュア(職業プロになる気はない)とでは、どんな風に学習過程が違うんだろうか、それは本質的に違うんだろうか?

ということでした。引き続き、美味しいものを創りながら、考えていきたいです。

 

第1回目の記事はこちら。

harinezumi-recipe.hatenadiary.com