エジプト塩でつくる混ぜご飯
料理には、いつも物語があるので好きです。
友人のたかはしよしこさんのアトリエ、S/S/A/W に行ってきました。
食堂をやっている日もあるのですが、たかはしさんはフードケータリングもやっています。私と彼女はもう10年以上の友達です。共通の友人の結婚パーティー企画で会って話をしたのがきっかけで、よしこちゃんのフードケータリングしてきたポートフォリオを見ました。たしか青山のブラウンライスカフェですね。それを見たとき、一瞬で、一緒に仕事をしてみたいと思いました。よしこちゃんのご飯を私も食べてみたくて、そしてみんなに食べてもらいたくて、東大でイベントをやったのが2006年。修士2年、修論を書きながらです。当時は、ケータリング代を会費に入れるのが難しく、ほんのちょっとの品数しか出来なかったのですが、それでもきっとこのイベントは当たると確信していました。イベントのコンセプト「学ぶ大人=キラキラした大人」をばっちり汲んで創っていただいたのが懐かしいです。私たち、東大にBarを出現させました。
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 大のオトナが熱中するワークショップ
大人って難しくて、やることがいっぱいで、それぞれ違う人生を歩んでいくわけです。でも、縁がある人とは必ずふと出逢える時があるものです。というわけで、ひょんなきっかけで久しぶりによしこちゃんのご飯を食べたくなりました。
よしこちゃんと言えば、今や大人気「エジプト塩」です。これは彼女らがチームで手作りしています。
昨日、アトリエで分けてもらってきました。瓶詰めでないとちょっとお安いです。この魔法の調味料を使って、ささっとごはんです。
原材料:アーモンド、天然塩、ピスタチオ、白ごま、クミン、コリアンダー
鶏ささみ挽肉を40グラム、白菜、黄色ズッキーニをオリーブオイルと少量の岩塩で炒めます。オイルは仕上げでかけるのでちょっとで大丈夫です。野菜のセレクトは、冷蔵庫を見て、使いきった方が良い子を選びましたので、他の野菜でも問題ないです。
冷やご飯を茶碗半分程度投入。炒飯ではないので混ぜ込む程度です。米は野菜感覚で混ぜています。炊きたてでない方が粘らなくていいです。そのあと、エジプト塩投入。
別途味付けを塩でしたトマト、ベジタス、マンゴ、イタリアンパセリ、バジルとともに盛りつけます。最後にエジプト塩を追加で振り、オリーブオイルを全体に回しかけてできあがり。
食べるときはしっかり混ぜます。ナッツの歯ごたえ、ピスタチオの香り。エジプトには行ったことはないけれど、今日もまた、ひとつ、旅をしました。
ありがとう、よしこちゃん。私も、がんばるね。