ラムチョップの塩麹焼きハニーマスタード添え
私の調理の原点は、小学生の時に図書室で読んだ料理本でした。以来、料理本を読むことが好きです。
1978年に文化出版局から出た単行本の文庫化。John Fisherの『Alice's Cook Book』(1975年)の翻訳。訳者は開高健・牧羊子夫妻の娘さん。『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』から、食べもの・料理の登場するシーンをピックアップし、著者が勝手にその料理を想像してレシピをつくってしまったという不思議な本だ。
- 作者: ジョンフィッシャー,John Fisher,開高道子
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2004/07
- メディア: 単行本
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小学校3年のとき、軽井沢に合宿に行った際、何故かニュージーランドフェスティバルというのをやっていて、そこで初めて、キュウイとラムチョップを食べました。それから東京に戻った私は母に懇願し、ラムチョップのグリルを作らせてもらいました。そのような経緯があるので、私にとってラムチョップはちょっぴり懐かしい、そしてテンションのあがる材料です。近所のスーパーに毎日はありませんので、鮮度の良いものを見つけたときには料理したいと思っています。
今回はラムチョップを2本買いました。久々なので、1本ずつ異なる調理法にしたいと思います。まずは、フレッシュタイムを使って、ラムチョップを爽やかに調理します。
ラムチョップを塩麹とタイムにつけます。
塩麹で味もつきますし、肉が柔らかくなります。20分〜30分良くなじませます。
フライパンにオリーブオイルをひき、強火で片面を焼きます。
その後、反対にして中火、焼き目がついた頃に蓋をして弱火で蒸し焼きにします。火を止め10分さらに蒸らします。
できました。通常のローストのようなかたさはなく、お肉がふっくらしています。優しい味わいです。ハニーマスタードを添えました。ハニーマスタードは、蜂蜜とマスタードを1:1で混ぜるだけなのですが、大変便利で美味しい調味料です。蜂蜜はアカシアを、マスタードはマイユの粒マスタードを使用しました。塩麹の甘み、肉の脂身の甘みと、ハニーマスタードの甘みが相まって、重層的な味わいになりました。
付け合せは、3種のハーブとカテッジチーズのコールスローを添えました。
harinezumi-recipe.hatenadiary.com
とても美味しかったですのでおすすめです。