はりねずみの調理室

「創ることで学ぶ」研究者の、日々の調理blogです。

がんもどきの含め煮

大学の近所に、地元ではちょっと有名な豆腐屋があります。通勤のバスで通るとき、ここは良い店だろうという体がありました。

1年半の間、ずっと気になっていた店の前のバス停に、先日降り立ってみました。

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その日は夕食を食べに行く予定があったのに、衝動買いでがんもどきを買ってしまいました。本当は生湯葉がよかったのですが、保存がきくがんもどきを選択しました。がんもどきは、冷凍してもあまり味が劣化しないと言われてす。翌日に1個焼いて味見し、残りは冷凍しました。

 

さて。がんもどきの「含め煮」をつくります。

ふくめ‐に【含め煮】

野菜・芋・栗(くり)などを、たっぷりした煮汁で味がしみ込むまで柔らかく煮ること。また、その煮物。含ませ。

 

野菜はこちら。しいたけ、にんじん、かぶ、きぬさや。

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解凍したがんもどき。さっと湯通しして油抜きします。

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こんぶと鰹節でとったたっぷりのだし汁に、硬いものから順に入れます(にんじん⇒かぶ⇒がんもどき⇒しいたけ)。それからみりん大さじ半分と醤油大さじ1で味を入れます。蓋をして弱火で3時間煮ました。

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最後に色止めしたきぬさやを入れて、一晩冷ましながら味を含ませ、完成です。

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がんもどきの保存の仕方はこちら。

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いつか、がんもどきを手作りしたい。

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