はりねずみの調理室

「創ることで学ぶ」研究者の、日々の調理blogです。

牛たん焼き

仙台に出張したので、空港でいろいろな牛たんを買ってみました。

f:id:hari_nezumi:20170711195017j:plain

右:伊達の牛たん本舗 厚切り芯たん塩仕込み

www.dategyu.jp

中:牛たんたん助本家 氷温熟成牛たん

goko-h.com

左:陣中のわざ<霜降り>牛タン塩麹熟成

www.jinchu.jp

ちなみに私はサラダみたいにして食べました。

ルッコラ、しらす、明太子、少量のごはん。牛たんは明太子にあう気がします。

f:id:hari_nezumi:20170711195622j:plain

【コラム】もう少しだけ頑張る

人生はマラソンだと思っている。マラソンしたことないけど。ホルンを吹くために、中学のとき肺活量を上げる目的で水泳をして、1600から3000台まで引き上げた過去がある。テクニックどうこうより、息が続かないと夏場や立っての演奏が難しい。

 研究を続けたいなら、全ての生活をうまいことトレーニングにしてしまう必要があるし、いかにしてちょっとでも休むかということに頭を使いたい。

例えば、帰宅したてで疲れているときそのまま寝てしまうのは楽だけれど、風呂に入って髪を洗いその間に洗濯機を回して煮込みをして髪を乾かしながら翌日の調理をし米まで研いでしまえば、翌日の心配はない。翌日は今日の先払いがあるのでめいっぱい仕事ができる。疲れているときに頑張っておけば、明日がフルで使える。

 

ちょっと疲れていてもできること、それでもできる範囲の料理にしておく。

エアポートリムジンから降りて、スーツケースがあるからちょうどいいので見切りの野菜と半額のハムカツと、普段重たくて買いたくないものを買ってしまう。どうせキャスターがついているんだから。そして、頭を使う。

f:id:hari_nezumi:20170710000356j:plain

できあいのハムカツをそのまま明日食べるのは味が劣化している。だからホワイトソースでハムカツを煮て、チーズをかけて焼く。これなら衣のさくさく感がなくても、惣菜としていけるだろう。

f:id:hari_nezumi:20170710000826j:plain

仕上げに黒胡椒とオレガノを振る。

f:id:hari_nezumi:20170710001118j:plain

ちなみにこの料理は、イタリアンで食べたエミリア地方のカツレツにインスパイアされたもの。

harinezumi.hatenablog.com

すまない、出来たてを食べさせられなくて。

すまない、いつも一緒に夕飯を食べてやれなくて。

すまない、いつもあちこちでかけて留守番させて。

 

家族にそう思いながらも、それでも私は自分が一番優先したいことを研究することだと決めたので、自分が研究し続ける道はどこにあるのか、もう少しだけ、もう少しだけできることは何か、といつも考えている。

サーモンと海老と野菜の味噌汁

なんでも味噌汁になるんだなあと。

harinezumi-recipe.hatenadiary.com

サーモン切り落としと小海老を味噌汁の具にしたら、石狩鍋みたいな雰囲気が出た。バターを落としてもよかったかもしれない。代わりに、途中でオリーブオイルを垂らしてみたが、なかなかよかった。味噌汁は懐が深い。野菜は玉ねぎ、じゃがいも。マッシュルーム。あと豆腐。

f:id:hari_nezumi:20170705050109j:plain

【つくりおき】挽肉豆腐

しまった、納豆も卵も切らしたので、ご飯のお供的なものが無いなと気づき、冷凍庫を見たら豚ひき肉があったので、味噌汁の残りの豆腐と炒めることにしました。挽肉は解凍せず熱したフライパンにそのまま。あくまでも、ご飯のお供なので油っこくならないようにとそのままやっていきます。

f:id:hari_nezumi:20170706001733j:plain

今日の決め手は、友達からお土産でもらった良さそうな気仙沼オイスターソース。いかにも立派そう。これと少量の日本酒で味付けします。

f:id:hari_nezumi:20170706001728j:plain

 

 

仕上がりはこんな感じ。味見してみたらすごい旨味!

麻婆豆腐とは違い、全く辛くありません。ご飯、あるいはレタスに包んでもいいかもしれません。

f:id:hari_nezumi:20170706002242j:plain