はりねずみの調理室

「創ることで学ぶ」研究者の、日々の調理blogです。

牡蠣ご飯

出張から疲れて遅く帰ると、買い物したくない。

粛清された冷蔵庫から新しい料理を捻出しにくい。

 

そんなとき、下ごしらえしておいた食品が役立ちます。出張前にうっかり買い過ぎてしまった牡蠣を出汁と生姜と醤油・みりん・酒で軽く煮て、煮汁と牡蠣を別々に冷凍していました。帰宅したら夜解凍し、朝、煮汁は炊き込みご飯の加水量に使い、牡蠣本体は上に乗せて塩と粉末出汁を少し上からかけて、炊飯しました。米には少しもち米を加えました。なんか、一品で華がある。

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おかずは、水菜とマッシュルームのサラダ、鶏胸肉のチリソース卵とじ。

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しらすとサラミの卵雑炊

京都に来ています。ゲストハウスに泊まっているのでキッチンがあります。

backpackersjapan.co.jp

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塩コショウ、油と酢はデフォルトであり、大きな冷蔵庫もあるので、朝ごはんを作るのに問題はありません。今日の朝ごはん2人分の材料はこれ。昨夜コンビニで買っておきました。

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おにぎりは、昨日のお弁当の残りを、チェックイン時に冷蔵保存しておきました。シラスとモッツアレラチーズのおにぎり3個。

harinezumi-recipe.hatenadiary.com

旅先でお腹がすいている人に、外で適当に買って食べさせることは簡単ですが、えっ、こんなことが外でもできるの?!という驚きを提供したいという気持ちがあり、前もって少し考えていました。考えていたというところは内緒です。あくまでも、ありあわせでできてしまった体裁です。

 

おにぎりを沸騰する前の水に入れ、途中でサラミを切って、卵をといておく。

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こんな感じです。

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それでは、これから大阪に向かいます。

鶏つくね弁当

これから京都、その後、大阪です。

車内で食べるお弁当。鶏つくねは、柔らかさを保つためにはんぺんが混ぜてあります。あとは唐揚げ、そら豆とマッシュルームと海老の炒め。ごはんは、しらすとモッツァレラチーズを混ぜ込んだおにぎり。

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【コラム】分けて食べる

ご縁があって、『暮らしのおへそ』という雑誌の取材に協力させていただきました。

 

この雑誌のコンセプトは、習慣。習慣を変えたら人生が変わる。

 

刊行後、雑誌を創られている一田憲子さんから、関わった方々とのお食事会にお招きいただきました。ホームパーティーです。お料理は、七草というお店の方が運ばれていました。

nana-kusa.net

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ひとしきりホームパーティーが終わった後、残ったメンバーで二次会的なことが始まりました。一田さんが、差し入れの肉まんを蒸し器で蒸してくださいました。

七草のお料理も一流で美味しかったのですけれど、私は、蒸し器でむされた肉まんを、包丁で半分に切って分けてみんなで食べる、ということが、とても印象的でした。

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私は、どんなふうに生きていきたいんだろう?と考えながらその場にいました。誰かに食事を振る舞えるような、たいしたものでなくても、食べながらおしゃべりができるような。そんな時間を作っていきたいです。研究の延長にそれがあり、食べることの延長にも研究があると思っています。

 

お招きいただきありがとうございました。

【コラム】トマトソース七変化

働きながら、節約しながら。それでも、またおんなじ?と思わない、思われないメニュー構成をするというのは頭の体操にもってこいの課題です。

 

出張前なので、冷蔵庫の野菜を計画消費し始めています。

 

まず、フレッシュトマトとトマト水煮缶を使ってトマトソースを。岩塩・オリーブオイル・にんにく・バジルも入れて。

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できたては、こんな感じで食べたのです。

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そのときのアヒージョ。

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既に、先の構想もあって。

 

ランチ後、トマトソースは鶏もも肉に小麦粉・塩少々をはたいてソテーしたものを煮込み。写真を撮り忘れましたがほぼこんな感じ。今回はズッキーニとか豚はありません。すごくフレッシュな感じに。

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鶏を食べてしまった後のトマトソースがたっぷり残るよう計算。同じく、アヒージョの海老は食べてしまった後も同様に保存。

 

シンプルトマトソースとアヒージョを合わせて変容。安く売っていた、豚ばら軟骨を、トマトソース+アヒージョ残り+ホワイトセロリ+ブラウンマッシュルームで煮込むと、こってりしたピリ辛煮込み。

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さらに豚バラ軟骨を引き上げたトマトソース(もはやこってりピリ辛)に、牛挽肉とセロリ葉を加え、胡椒とナツメグとシナモンで風味付け。

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ラグーソースをご飯にかけて。お好みでチーズを。茹でたじゃがいもと合わせ、春巻の皮に入れて揚げてもよかったかも。

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「七変化」って、残り3つは?って聞かれました。

そら豆とソーセージの炒めもの

そら豆の季節になりました。2袋買いました。

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そら豆というと思い出す絵本があります。かなり妙な話ですが懐かしいです。

豆を食べると足がにょきにょきのびていきました。森をぬけ、街にでると、なんとむこうからべつの足が…。

あしにょきにょきにょき (えほんのぼうけん)

あしにょきにょきにょき (えほんのぼうけん)

 

 ナンセンス絵本とamazonの紹介に書いてありました。納得です。

 

塩水で固めにさっと下茹でします。鮮やかな緑の中は、こんな感じ。

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外側が大きいので、中身はこれっぽっちになってしまう。

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ソーセージ、塩、オリーブオイルで炒めます。美味しいのであっという間になくなってしまいました。

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